なぜ”たこ焼き粉”なのか
私たちは現在、京都の不動産業及び飲食業をメイン事業にしている会社です。
そんな会社がなぜ“たこ焼き粉「粉の京まる」”を販売するのかといった疑問が沸くかもしれません。
実は弊社は以前、たこ焼きチェーン店「京たこ」を全国展開していたという経緯があります。
(※現在「京たこ」の商標は他社へ譲渡)
「京たこ」は1989年に京都市下鴨に1号店をオープンしました。
その後は店舗展開を進め、東京渋谷、愛知、大阪など日本全国とハワイや台湾、LAなど海外含めてピーク時には200店舗ほどの規模となりました。
1994年には東京・渋谷の繁華街の一角にたこ焼き屋が3軒並ぶ、通称「たこ焼き行列」なるものが話題になり、「京たこ」だけでも1日に3,000人ものお客様が来店しました。
当時、たこ焼き8個で500円といえば高い印象でしたが、「京たこ」は他にない大玉で外はカリッと中はフワッと(当時の大阪たこ焼きはカリカリの中玉が主流)が受けて大人気となりました。
そして「京たこ」として冷凍たこ焼きを開発し、当時のコンビニエンスストア「サークルKサンクス(現ファミリーマート)」にて販売を開始し、関東や中部地方でたこ焼きブームを牽引。
それまでになかった、たこ焼きを路面店で購入して食べたり、たこ焼きパーティーなど、”気軽に食べる文化”を定着させた一役を担ったという自負を持っています。
私たちは、その当時に培った経験やノウハウを過去の遺産とすることなく最大限活用し、ご家庭で気軽に当時の味をお楽しみいただくために「粉の京まる」の発売をすることとなりました。